レーザー治療器

レーザー治療機器についてのこまかな解説。

ロングパルスYAGレーザー

ロングパルスYAGレーザーの適応疾患ては、血管性病変・毛細血管拡張症・単純性血管腫・静脈瘤・脱毛・ノンアブレイティブセラピーなどとなります。レーザーの先にクーリングデバイスがついており、そこでクーリングしながら機械を接触して使う方法を接触照射といいます。

血管性病変と脱毛は、主に接触照射で行います。また、中空照射というのは、1〜2センチ離して顔全体打つものです。ヘモグロビンの吸収が非常に低く、後から紫斑形成などが起こる心配はありません。もちろん出力を高くしすぎると、紫斑形成やかさぶたが出来る可能性はあります。

血管性病変では、最初にプレクーリングと言って、先端の丸いところにクーリングの機械がついているんですけれども、それを当てて冷やします。血管性病変の場合一番重要なのはしっかりクーリングすることです。皮膚を保護するためにクーリングは非常に大切です。

その次にショットを打って、最後にポストクーリングをしっかりして、皮膚のダメージを少なくすることが重要です。例えば鼻は凹凸があるところなので非常にやるのが難しいのです。そういうところは、例えば鼻を曲げてしっかりクーリングしないと、これがトラブルの元になります。

なぜクーリングの機械が付いているかというと、やはりトラブル回避のためですので、しっかりクーリングすることが重要です。血管性病変では、1064nmの波長が血管白体をしっかり包み込むように凝固します。ヘモグロビンの吸収は低いんですけれども、全体的に血管を包み込むように作用します。血管の深度と直径によってスポットサイズ・パルス幅・フルーエンスを変えて調節します。

先ほどいろんなパラメーターが出ましたけれど、実際どれくらいがいいかというと、アメリカで作られる機械というのはやはりアメリカ人、白人を主な対象としていますので、日本人の場合はそれよりもう少し進んだ使い方をしていかないと、なかなか難しいところがあります。

ただこの機械はメラニンやヘモグロビンに吸収されることが少ないので、使い方は慣れれば楽な機械です。今まであったロングパルスダイレーザーというのは、酸化ヘモグロビンへの高い吸収による作用でした。

(キュテラ社レーザー・光治療器セミナーから抜粋)

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